野良犬
梅雨が明けて真夏になると、毎年必ず観てしまう映画があります。
映画「野良犬」
とにかくね、この映画に出てくる人たち、みんな暑がっています。
若い刑事も
ベテラン刑事も
女スリも
踊り子も
ということで、エアコンが完備された現代に生きる幸せを実感できる貴重な映画となっています。最近の若者は固定電話の受話器の持ち方がよく分からないそうなので、エアコンのない環境での汗の拭き方や涼み方も分からないのかもしれません。ぜひそこらへんをこの映画から学んでみてはいかがでしょうか。
公開から70年近く経っていまだにこの作品がDVDで再販され続けているわけは、そんなエコライフへの効用が再発見されているからかもしれませんね。違うか(笑)
さて今日(8/15月)はすぐに息が上がってしまってなかなかランが走り通せないのには何か心臓・呼吸器系の疾患があるのではないかと病院に行くつもりでしたが、調べた病院がお盆でことごとく夏休み中だったので断念、しばらく都内をあてもなく徘徊することになってしまいました。
都心でも裏道を歩けばこんな朽ち果てた昭和の風景を発見できます。
「野良犬」の三船敏郎ばりにタオルハンカチで汗を拭きながらしばらく都心散歩としゃれこみましたが、ヒートアイランド現象で体感気温40度近い酷暑の中ではさすがに長くは持たず、結局プールへ向かい2000m泳ぐことにしました。
今日(8/15月)は途中息切れすることもなく、70分ちょっとで2000mを泳ぎきることができました。同じ有酸素運動で、なぜスイムだと大丈夫なのに、ランだとすぐに息切れしてしまうのかよく分かりません。
帰宅後はひさびさにランにトライです。スイムがまあまあ調子良かったのでランもいけるのではないかといつもの遊歩道周回コースに向かいましたが、結果から言うとやっぱり走り切ることはできませんでした。7.2kmを歩いて走って64分55秒です。
相変わらずの進歩のないトレーニングでしたが、この時季のスイムやランは、終わった後のシャワーや水風呂が快適ですね。
水風呂のあと、映画「野良犬」で取り調べ後に警察署の屋上で涼んでいる佐藤刑事のようにマンションのベランダで涼んでいて、ふと夜風に吹かれると最高に気持ちよくて、「やっぱり走って良かった」と思えます。
今日のBGMは、オリンピックにちなんだわけではありませんが、いきなり怒涛のパーカッションで南国のお祭り気分を盛り上げるセルジオメンデスの名盤です。
夏しか聴けないので(^^;)今日聴きました。